144,新製品ニュース 出入管理装置CMCU−701発売のお知らせ (CMCU−601型モデルチェンジ) 1.製品の名称と記号 品名:出入管理装置 型式:CMCU−701 ※従来製品「CMCU−601」型を改良・モデルチェンジします。 2.製品の目的について この製品は従来製品である出入管理装置CMCU−601の後継機種であり、バーコードカー ド・磁気カード・非接触ICカード・指紋照合・指静脈認証などの各種個人判別方式に対応し、 本格的な入退室管理を行います。 3.CMCU−701の特長及び従来型CMCU−601からの主な変更点 (1)製品の概念やシステムの構成は従来のまま、機能・性能アップ、低価格化しました。 ・一部の入出力機能をオプション化し、本体価格を下げています。  オプション入出力基板を追加することで、CMCU−601と同価格となります。     (2)データ保存件数の増加 ・標準で個人コード3,000件、運用履歴5,000件の保存が可能です。 ・オプションメモリ基板CMCU・MB01(別途手配品)増設により、個人コード10,000件、  運用履歴10,000件まで増やすことが可能です。 (3)従来型CMCU−601との互換性 ・既存CMCU−601からCMCU−701に置き換えて使用できます。  また、CMCU−601/701を混在して運用できます。 ※BAC−001・Cとの互換性はありません。 (4)音声ガイダンス機能の追加 ・設定操作・周辺機器との接続状態等が、音声によるアナウンスで確認できます。 (5)従来機能の一部オプション化 ・従来型で使用頻度の低かった機能をオプション設定に変更しました。 ※下記機能を使用する場合は、オプションI/O基板CMCU・RB01(別途手配品)が  必要となります。    @扉開閉出力   A非常開出力   B警報出力   C最終退出セット出力    Dループ入力   E施解錠出力   FDC24V/GND出力 (6)在庫を持つことが可能 ・CMCU−601では、工場出荷時装置にユーザーコードの設定を行っていましたが、  CMCU−701では現場でユーザーコードの設定を行います。  これにより、在庫を持つことが可能になり、増設対応または不具合発生時に即対応できます。 (7)LANポート及びWebブラウザ機能の追加 ・管理パソコンとLAN接続することで、出入管理ソフト無しで初期設定、遠隔操作、  履歴閲覧(Webブラウザ機能)ができます。  最大接続数はネットワーク上の接続可能台数までとなります。  (HUB経由にて増設可能、但し、カスケード接続による直列4段まで) ※Webブラウザを使用した際は、パソコンへのジャーナルデータの保存、カードデータ(個人 コード)、各種設定データ等のバックアップはできません。 また、1つのWebブラウザ画面で複数のゲートを同時に閲覧することはできません。 (8)出入管理ソフトSFCU−J02/M02(別途手配品) ・CMCU−601同様、出入管理ソフトSFCU−J02/M02運用が可能です。  (RS−232C接続(1対1)、RS−485/422接続(1対1〜31))  出入管理ソフトはカードデータの登録抹消、各ゲートの設定、個人別通行パターン、  時間帯設定、休日設定、運用履歴の閲覧等をパソコンで行うことが可能です。 ※管理パソコンとLAN接続する場合は出入管理ソフトは使用できません。 ※ユーザーコードはWebブラウザにて設定します。   (9)通信機能の一部変更 ・上位パソコンとのRS−232C通信用シリアルポートがD-sub25ピンから  D-sub9ピンに変更となりました。 ・保守用データ入力器BAC−001・HWMはCMCU−701には対応しておりません。 4.その他 (1)新規システム構築時の注意点 ・システム導入の際は、運用にあわせ、出入管理ソフトSFCU−J02/M02を利用する  か、Webブラウザを利用するか十分検討の上選択ください。施工時の使用配線及び配線方法が  異なるため、システム導入後の変更は困難です。(再工事を要します)  CMCU−701内の個人コード・各種設定データ・運用履歴をパソコンにバックアップ・保  存する場合は出入管理ソフトを使用してください。  また、複数台のCMCU−701を設置し、1台のパソコンで管理する場合も出入管理ソフト  SFCU−J02/M02(RS−485/422接続)によるシステム構築を推奨します。