149,全面強化ガラスドアへ直接取付を可能にした「TGL(片開き仕様)」を制定致します。 1.開発理由  昨今のテナント内部の会議室や事務室等で全面強化ガラスパーテーションを  採用するケースが増えてきている。  しかしながら、扉の錠前を取付ける部分だけはBOXを取り付ける等により、  ガラス張りに出来ない状態である。  全面ガラス張りにしたい場合は、海外製品(DORMA社)を使用しておりますが  価格が高く、MK管理できないといったことから難色を示している。  そのため、パーテーションメーカーより、全面強化ガラスドアを拡販する上で、  美和のシリンダーが装着可能でガラスに直接取付可能とした錠前の開発を求められた。 2.製品型式  U9 TGL**90−1  シリンダー:U9  **:ハンドル番号(50/52/53/55/66型)  エスカチオン記号:90  機能番号:−1型 3.製品仕様(外観/寸法は、パンフレットを参照下さい。)  3.1.シリンダー  ・U9(シリンダーグレードは、G1のみです。)  注)JNシリンダー、PRシリンダーも後日制定予定です。 (発売準備ができましたら再度PI通達にて御連絡致します。  準備が整うまでPR/JNは、オーダー対応でも製作できませんので御了承下さい。)  3.2.仕上バリエーション  ・エスカチオン仕上:ST,SB,CB  ・ストライク仕上:KCのみ  3.3.対応可能ガラス厚さ  ・8mm/10mm/12mm  3.4.有効チリ寸法  ・1.5mm以上〜6mm未満  3.5.片開き用調整式ストライク  ・L寸法:23/25/27mm  (L寸法の指示は、ストライク指示欄に「23/25/27」を入力して下さい)  ・調整範囲:0(ブロック厚さ:8)〜+4.5mm(ブロック厚さ:3.5)  ・調整ピッチ:+1.5mm(4段階)  (調整方法についての図面は、営業までお問い合わせ下さい。)  3.6.左右勝手:有  ・発注時に左右勝手指示必要(内開きのみ)  ・左右勝手の見方は、2008年度総合カタログ「P62」と同様です。   ⇒シリンダー(室外)側から見て丁番が右側に見える。・・・右勝手   ⇒シリンダー(室外)側から見て丁番が左側に見える。・・・左勝手  3.7.施錠方法  ・施錠時、ラッチ及びハンドル固定   ⇒閉扉されないと(トリガーを引込まないと)施錠できないため、    故意的に操作しない限り開扉中に施錠されることはありません。  3.8.注意事項  ・K側/N側のケショウカバーを取付ける際には、専用工具が必要です。  3.9.性能表示   ・本製品は内部専用シリンダー錠ですので性能表示は適用外となります。 4.製品の特長  4.1.ガラスドアのデザインテイストを損なわないデザイン。   ⇒強化ガラスドアを挟み込むことで直接錠ケースを取付可能にしたため、    錠前取り付け用のBOXは不要であり、ガラスの高級感や開放感を損ないません。  4.2.ガラスの反りを考慮   ⇒調整式ストライクにより、ガラスが強化加工される際に発生するガラスの反りに    対応でき、施錠不良の防止/スムーズな扉の開閉が可能です。  4.3.使用頻度の高いオフィス空間を考慮した設計   ⇒耐久性に優れ、出入が頻繁に行われるオフィス空間に最適です。  4.4.ガラスドア/枠への配慮   ⇒故意的にトリガーを操作しない限り開扉中に施錠されることはありません。    そのため、誤って施錠した状態で閉扉してしまいガラスドアや枠を    傷つけることはありません。 5.受注開始/出荷開始時期  ・受注開始時期:2008年8月25日より  ・出荷可能時期:2008年9月1日より   ※CB仕上につきましては、受注生産品となるため発注から約1ヶ月納期がかかります。    納期に十分余裕を持って発注してください。 6.製品価格  ・後報いたします。 7.両開き用ストライクについて  ・本製品(錠ケース本体)と組合せが可能な両開き用ストライクにつきましては、   現在開発中です。※準備が整いましたら後報致します。 8.その他  単品パンフレットがありますので、必要でしたら要望ください。                                    以上