275,2011年5月に標準品:LD−HSの代替ケース:LDA(BS64限定)を発売致します。 新製品:LDAの発売に伴い、20011年5月末で標準品のLD−HSと、LDベースの レディ製品を原則、全製品製造中止に致します。 1.製造中止理由   @後継機種:LDAが発売されるため。   ALDの補修対応方針が変更になったため。(詳細は下記ご参照下さい。)   ■従来の補修対応方針    LD−HSは2008年5月で製造中止にし、その後は全てLAシリーズで    セット交換する。   ・理由1.LD−HSはピン挿し方式でないため、もぎ取り強度が低い。   ・理由2.「こじ破り性能:無し」であるため、住宅玄関錠としての防犯性能に        欠ける。   ※但し、以下の問題があり、LD−HSの製造中止が出来なかった。    問題1:扉の意匠変更が発生するため、集合住宅の場合は、管理組合等への        事前申請が必要であったため、突発的な補修依頼に対応出来なかった。    問題2:また、代理店・SD店より、方針見直しを求める声が多かった。       ⇒これらの問題を解決するために、住宅市場で多く採用されている        LD(BS64)から、容易に補修・交換出来る新製品:LDA(BS64)を        開発致しました。  理由1:住宅市場で採用されているLDは、バックセット64mmが圧倒的に多い。  理由2:BS64以外は、非住宅で使用されている事が多く、LAでの交換を行いやすい。   ■今後の補修方針   ・今後の補修対応は、LD(BS64mm)は、LDAでの補修対応をお願い致します。    その他のバックセットのLDはLAシリーズでセット交換をして下さい。   ・同時に【住宅市場にあるDSシリンダーの製造中止による交換促進】にも繋げて    下さい。 2.製造中止時期(最終受注時期)   LD−HSの製造中止日:2011年5月31日(営業最終発注日)   LDA発売時期:2011年5 中旬予定。   (※詳細が決まり次第、再度通達致します。新製品ニュースと型式詳細表も合せて    連絡予定です。) 3.補修方法・補修製品   補修の際に使用する製品は下表参照願います。具体的な方法は後述致します。   既存製品          使用する補修製品   LD/LD−HS BS29 → LA  BS31            BS31 →     BS31            BS38 →     BS38            BS51 →     BS51            BS64 → LDA BS64            BS76 → LA  BS76 4.新製品:LDAの製品仕様について   ◎特徴1.既存LDへの、簡単取付。(追加加工が殆ど無い!)   ・デッドとラッチをLDと同寸にした事により、既存のSTBが流用出来ます。   ・フロントサイズも同寸にする事により、レディ専用フロントも流用出来ます。  (※木製扉の場合等は追加切欠きが必要になります。詳細は次項参照願います。)   ◎特徴2.シリンダー・サムターンの取付方法を、従来のBHタイプから、        LHタイプのピン挿し方式に変更しました。   ・シリンダーのもぎ取り性能の向上を図りました。    また、DAのシリンダー・サムターンが使用出来るようになり、防犯サムターン     や、大型樹脂サムターン等も装着可能になりました。   ・シリンダー・サムターンの取付・取外しは、デッドを突出した状態でしか    行えません。   ◎特徴3.バックセットは、【64mm】限定としました。   ・住宅市場で多く採用されているバックセット:64mmに限定して開発する事に    より、開発費用の削減と、低価格化を実現しています。   ◎特徴4.高防犯性能にした。   ・LD−HSのケースと比較して、「CYもぎ取り強度UP」、    「こじ破り性能:あり」、「G2、G3グレードのシリンダーも装着可能」に    なりました。   ・性能表示内容は以下です。   (※LDAは、U9仕様、B5TH仕様の状態を表します。 ) 4.1.製品仕様について   製品型式:LDA※※−□ (※※=ハンドル番号、□=機能番号)   バックセット:64mm限定   扉厚範囲:29mm以上〜66mm未満   制定シリンダー種:U9、PR(-J)、JN、LB(-J)、JC   制定フロント:平フロント、Lフロント、L2フロント  (※レディ製品をLDAで補修する場合は、フロントは既存のものをご使用下さい。)   ケースの種類:標準バネケース、重量用バネケースの2種類。   製品価格:営業本部にお問合せ下さい。  ※各ユニットの構成部品について   CSユニット  CTユニット KNBユニット   STBユニット   新製品:LDA DA流用   LD流用=LA流用  LD-HS流用=HM流用 5.今後の補修方法 5.1.LD/LD−HSのBS64の場合 (LDAでの補修対応)   追加切欠きはしなくても交換可能です。  (木製ドアの場合等は、追加切欠きが必要です。)  ※外観図は下図参照下さい。(※詳細は添付資料をご参照願います。)  ※LDAのシリンダー・サムターンの取付・取外しは、デッドを突出した状態でしか   行えません。   理由は、デッドとラッチをLDに位置合せし、ピン挿しDA.CY仕様のスペーシン   グを75mmにした関係上、デッド可動部とピン挿し部が重なり合う設計になった   為です。 5.2.LD/LD−HSのBS64以外の場合 (LAでの補修対応)   追加切欠きが必要です。   追加切欠きをする箇所は、【CY穴の拡張】、【取付ステーの再取付】です。   CY部の切欠穴を隠すには、「44ライナー」をご使用下さい。   ※標準切欠きの場合は、LD(BS29)を、LA(BS31)で補修する場合でも、   「44ライナー」で、切欠き穴を隠す事が出来ます。   ※外観図は下図参照下さい。(※詳細は添付資料をご参照願います。)  (外観図・添付資料はこちらには掲載できないため、お手数ですが各営業まで   お問合せください)                                     以上