277,新聞等にて報道されております「不正解錠方法(レバーオープナー)に対する当社見解と 対応方法に関して」の中の対策方法について連絡致します。 現在判明している不正解錠方法とはレバーオープナーという解錠工具で部屋内のアンチパ ニック機能を利用し、ドア下部から解錠工具を挿入し、部屋内のハンドルを操作するとい う手口です。その解錠手口に対し対策部品(以後、PHL)を開発中です。 具体的には既設のエスカチオン横にPHLを取り付け、ハンドルの操作を制限する部品で す。操作する場合はPHLをずらした上でハンドルを操作します。(添付のデザイン図を 参照願います)以上によりレバーオープナーでは解錠が非常に困難になる事を確認してい ます。 1.対象錠種 ※レバーハンドル型に限る   AL4Hシリーズ   AL5Hシリーズ   ALFH/ALVHシリーズ   ALFHJR/ALVHJRシリーズ  ※その他の対応型式については、後報致します。 2.対象物件   主に既存物件を対象としていますが、新規物件にも設置可能です。   既に取り付いている錠を交換する事なく後付で取付けられる事を考慮した形状と   しています。  ※エスカチオン内に同機能を内蔵した仕様も検討中です。   その内容については後報致します。 3.外 観   添付書類を参照願います。 4.製品仕様  4.1.後付で取り付けられる為、コストも抑えられ即座に対応が可能です。  4.2.アンチパニック機能を損なうことなく、ハンドルを簡易的に固定することで      不正解錠を防止しています。      見た目でハンドル操作方法が直観的に分かるようなデザインを採用すること       で、扉開閉を容易に行えます。     (他社にはアンチパニック機能を無くす方法でPRしている製品もあるようです      が、本製品は非常時に開かないというような状況がないよう考慮をしていま       す。)  4.3.ハンドル操作を規制するというだけの方法なので、取付位置を錠に合わせる      事であらゆる錠種に対応ができます。      外側(K側)のハンドル操作と内側(N側)のハンドル操作が別々に動く錠で      あれば、他社の製品であっても対応が出来る可能性があります。     (他社の錠への取付は現地で動き等を確認の上、取り付けてください)     ※ゴール製のもので、外側からハンドル操作をした場合に、同時に内側ハンドル      が同じ動きをする仕様のものには対応できません。      外側からハンドルを操作出来なくなります。 5.取付方法  5.1.取付ステー      本体と取付ステーで挟み込む取付方法を採用しているため、扉への施工が      必要になります。(添付外観図を参照願います)  5.2.切欠寸法      扉表面(部屋内側片面)にφ5の穴を4個加工する必要があります。     (添付外観図を参照願います)  5.3.製品自体は左右勝手どちらにも対応可能ですが、取り付ける際に左右に      合わせて「ストッパー」という部品を組み付ける必要があります。 6.スケジュール  6.1.2011年4月上旬〜中旬頃から順次出荷可能です。      7.その他  7.1.取扱説明のシールを別途製作しています。      そのシールを錠の横に貼付して頂くように検討しています。  7.2.発注型式等の詳細は後日連絡致します。  7.3.ALFHJR/ALVHJRタイプは、エスカチオンが高いため高さ調整ライナーを挟めて      対応します。     ※既存で穴隠しライナー等を使用されている物件に対しても別途ライナーを      挟みこむことで高さを調整可能としております。 8.添付資料  8.1.不正解錠対策部品(PHL)デザイン図            1部  8.2.切欠外観図「PHL」(AL4H/AL5H/ALFH/ALVH用)         1部  8.3.切欠外観図「PHLJR」(ALFHJR/ALVHJR用)           1部 (こちらには掲載できませんので、各営業までお問合せください)                                     以上